Yahoo! JAPANの検索結果では、企業名や個人名と共に、ネガティブな関連検索ワードが表示されることがあります。
出典:Yahoo! JAPAN
これにより、取引先・顧客・投資家からの信用を損なう可能性があり、放置すれば風評が広がり、ビジネスの成長を阻害するリスクにもなり得ます。
本記事は、このような表示結果を削除するにはどうすれば良いのか知りたい方へ、削除申請の方法を画像付きで解説します。
削除申請を行う前に、企業や個人の評判に悪影響を与えうるワードであるかを確認する必要があります。
例えば、以下のようなワードは、取引や採用におけるイメージダウンにつながる可能性が高いため、早期の対策が重要です。
なお、現在(2024年5月時点)のYahoo!JAPAN関連検索ワードは、検索エンジンの改善により、違法性や、プライバシー侵害を連想するようなワードの表示は減少傾向にありますが、過去報道の情報「逮捕」「不祥事」や、ネガティブなイメージを連想させる「やめとけ」「うわさ」などの関連検索ワードは未だに表示することがあります。
過去(2020年1月8日)、当誹謗中傷対策センターが独自調査したYahoo!JAPAN関連検索ワードの表示傾向で、特定の企業名や個人名で874件検索した際、その内、ネガティブな関連検索ワードが52件表示されていましたが、現在(2024年5月時点)は、表示されていたネガティブな関連検索ワードが52件から、18件にまで縮小していることを確認しました。
この変化は、Yahoo! JAPAN検索側が適切な措置を講じ、機械的にネガティブな関連検索ワードを表示させない仕組みに改善されたものと推測されます。
Yahoo! JAPANは、ユーザーのプライバシーや名誉を保護するために継続的な努力を行っており、今後も適切な対策を講じていくことが期待できます。
Yahoo! JAPANでは、誹謗中傷や企業イメージを損なう可能性のある関連検索ワードについて、オンラインで削除申請が可能です。
以下の手順に従って、適切な申請を行いましょう。
削除アドバイス
申請内容は客観的かつ論理的に記載しましょう(感情的な表現は避ける)。
たとえば、企業名や代表者名とともに否定的なワードが表示されているのであれば、企業のブランド価値や営業への影響を明確に記載しましょう。
Yahoo! JAPANは審査プロセスを通じて関連検索ワードの削除を検討するものと推測されます。
このプロセスには時間がかかる場合があるため、結果の反映を待つ必要があります。
最近(2024年5月時点)の傾向ですと、申請が受理された場合、一週間くらいで削除されます。
もし、二週間以上待っても削除されない場合は、申請が却下された可能性があります。
その際は、再申請を行うか、専門機関のサポートを活用することを推奨します。
なお、削除申請が受理されたとしても、その関連検索ワードが永続的に非表示になる確約はありません。
以上が、Yahoo!関連検索ワードの削除申請手順の解説となります。
Yahoo!関連検索ワードは、削除申請が受理されたとしても、その関連検索ワードが永続的に非表示になる確約はなく、再表示もしくは類義語が表示されることがあります。
当誹謗中傷対策センターのネット監視サービス「ブランドチェッカー」では、企業名や代表者名に関する関連検索ワードの変化を定期的にチェックし、早期対応を可能にします。
ご相談は無料で承っておりますので、お気軽にご相談ください。