サジェスト対策のメリット・デメリット
0120-550-555 些細なことでも遠慮なくご相談ください
サジェスト対策のメリット・デメリット

サジェスト対策とは

サジェスト(別称:オートコンプリート)対策は、Google・Yahoo!・Bingなどの検索エンジンにおいて、ユーザーがキーワードを入力する際に表示される関連ワードを提案する機能を活用して行われます。
これによって、ユーザーに不適切なキーワードを非表示にしたり、特定のキーワードを強調したりすることが可能です。

サジェスト機能は、多くの検索エンジンで利用されており、Google、Yahoo!、Bingなどで広く実装採用されています。
本記事では、このサジェスト対策の必要性、メリットやデメリットについて解説します。

本記事は2024年2月14日に最新情報へアップデートしました。

なぜサジェスト対策が必要なのか?

なぜサジェスト対策が必要なのかを紹介する前に、サジェストが表示される仕組みについて解説します。

サジェストが表示される仕組み

検索エンジンのサジェスト機能は、ユーザーがキーワードを入力する際に、関連する候補ワードやフレーズを提案する機能です。
この機能は検索エンジンがユーザーの入力をリアルタイムで分析し、過去の検索履歴や人気のあるキーワードを元に候補を提示します。

具体的な仕組みは以下のようになっています。

検索ユーザーの言語
日本語での検索と多言語での検索では、表示される候補は異なります。

検索が実行される場所
検索が実行される場所でも、表示される候補は異なります。

注目を集めている関心事
サジェスト機能はリアルタイムで更新されます。
ユーザーが新しいキーワードを入力するたびに、検索エンジンは最新のデータ(ニュース速報など)を元にサジェストを更新し、ユーザーに表示します。

ユーザーの過去の検索
入力されたキーワードやフレーズに関連する過去の検索履歴や人気のあるキーワードをデータベースから検索します。
また、一部の検索エンジンは、ユーザーの検索履歴や設定に基づいて、よりパーソナライズされたサジェストを提供することがあります。

参照:・Google のオートコンプリート候補の仕組み
   ・How Google autocomplete predictions are generated

サジェストの歴史
サジェストの歴史は古く、2008年8月にGoogleが機能を実装提供しています。

参照:・Google,検索キーワードをリアルタイムで推測する「Google Suggest」を正式提供へ

サジェスト対策の必要性について

サジェストにネガティブなワードが表示されることは、珍しい事象ではありません。
たとえば、会社名を検索した際に「やばい」などというワードが候補として出てきてしまう状態です。

Googleサジェストワード「やばい」

出典:Google

このようなネガティブなワードが羅列した状態(通称:サジェスト汚染)になると、事実ではなかったとしても、ネット上で手に入れた情報を検索ユーザーは鵜呑みにしてしまうことがあります。

検索する際の入力時に事実ではないワード候補が表示されれば、そのネガティブな印象は頭に残り続けるものです。
以下、サジェスト汚染による影響例になります。

就職内定者においてのサジェスト汚染の影響

内定が決まっていた複数の学生たちが突然続けて内定辞退をしてしまった、という話があります。
その原因が、会社の情報を調べた際にサジェストワードで「やばい」「パワハラ」などというワードを目にしたことでした。

確かにこれから長く働いていこうとしている会社のついてそのようなネガティブな文字を目にしてしまった場合、そこの会社に就職することをためらってしまいます。

飲食店や販売店に人が来なくなってしまった

会社と同様、飲食店やブランドなどに関してもサジェストで「最悪」「まずい」「偽物」などのワードが表示されてしまえばそれは口コミにも匹敵するほどのネガティブなイメージをユーザーに与えます。
このようにサジェスト汚染が進んでしまうと、そもそもお店に来てもらう、商品を使ってもらう、など以前の段階で敬遠されかねません。

サジェスト汚染!?Googleサジェストの風評被害ワードTOP3


サジェスト対策のメリット

サジェスト対策のメリットについて解説します。
導入を検討している方は、参考にしてください。

企業のブランドイメージを守る

前述に紹介しましたが、会社名を検索した際に「やばい」などというワードが候補として出てきてしまう状態があり、このようなネガティブワードが表示されることは、珍しい事象ではありません。
サジェスト対策をしっかりと行うことにより、不適切なキーワードを非表示にし、企業のブランドイメージを守ることが可能です。

可視性と流入トラフィックの増加

サジェストに表示されるキーワードは、可視性が非常に高く、その結果、流入トラフィックも増加する傾向にあります。
ユーザーが自発的に検索するキーワードに対して自然な形で表示されるため、サジェスト対策を行うことで、流入トラフィック増加が期待できます。

検索エンジンによるが成果が早い

検索エンジンによりますが、サジェスト対策はYahooの場合、通常1週間以内に表示されることが多く、施策を開始してから最短で翌日にも表示されることがあります。
この即効性が特徴です。
ただし、これは検索エンジンごとにより異なりますので、専門業者にサジェスト対策を依頼する際には、事前に確認しましょう。


サジェスト対策のデメリット

次にサジェスト対策のデメリットについて解説します。
導入を検討している方は、デメリット面も参考にしてください。

継続的な対策費用が発生

サジェストは変動し続けますので、状態を維持するためには、定期的な支払いが必要となります。

サジェストアルゴリズム変更の可能性

検索エンジンは日々進化しておりますので、サジェストアルゴリズム変更により、対策の進行が鈍化するリスクは常にあります。

ユーザー体験への悪影響

過剰なサジェスト対策は検索ユーザーに価値を提供せず、かえってユーザー体験を損なう可能性があります。


サジェストの削除方法

前述で紹介しましたが、サジェスト対策は継続的な対策が必要なため、維持費が発生します。
現状でサジェスト汚染が発生してしまっている場合、専門業者にサジェスト対策を依頼する前に、まずは不適切なキーワードを削除申請するという方法が最も有効です。
(※ただし、どんなワードでも削除できるというわけではありません)

そこで、国内3大検索エンジンであるGoogle・Yahoo!・Bingごとに、サジェストを削除する方法を解説します。

国内3大検索エンジンの使用率

国内における代表的な検索エンジンはGoogle・Yahoo!・Bingの3つで、各検索エンジンごとの使用率は下記になります。

Google Yahoo! Bing
75.59% 14.2% 8.98%

参照:Search Engine Market Share Japan

以下、各検索エンジンごとのサジェスト削除申請方法になります。

Googleサジェストの削除申請方法

Googleサジェストに法的な問題がある場合を前提に解説いたします。

  1. まず下記「Google 上のコンテンツを報告」ページへアクセスします。

    Google 上のコンテンツを報告

  2. 「報告対象のコンテンツが表示されている Google サービスを選択してください」の中から[Google 検索]を選択します。
    Google サービスを選択
    出典:Google 上のコンテンツを報告

  3. 「どのプロダクトに関連するリクエストですか?」の中から[その他の検索機能]を選択します。
    どのプロダクトに関連するリクエストですか?
  4. 「コンテンツを報告する理由を選択してください」の中から[オートコンプリートまたは関連検索キーワード]を選択します。
    コンテンツを報告する理由を選択してください01
  5. 引き続き「コンテンツを報告する理由を選択してください」の中から[コンテンツを報告する法律上の理由]を選択します。
    コンテンツを報告する理由を選択してください02
  6. 引き続き「コンテンツを報告する理由を選択してください」の中から[裁判所命令]or[その他]該当する理由を選択してください。
    コンテンツを報告する理由を選択してください03
  7. 「リクエストを作成」をクリックしましょう。
    リクエストを作成
  8. リクエストを作成すると詳細な理由を記載して申請するフォームに移動します。
    申請フォーム
    こちらに詳細な理由を記載し、送信してください。

Yahoo!サジェストの削除申請方法

  1. まず下記「Yahoo!検索お問い合わせフォーム」ページへアクセスし、お問い合わせボタンをクリックしてください。

    Yahoo!検索お問い合わせフォーム
    Yahoo!検索お問い合わせフォーム
    出典:Yahoo!検索お問い合わせフォーム

  2. Yahoo! JAPAN IDにログインしてください。
    Yahoo! JAPAN IDログイン
    Yahoo! JAPAN IDを持っていない場合には下記より取得してください。

    Yahoo! JAPAN ID登録

  3. 「どの検索についてのお問い合わせですか」の中から[ウェブ検索]を選択します。
    どの検索についてのお問い合わせですか
  4. 「お問い合わせの内容」の中から[検索結果の表示・変更・削除について]を選択します。
    お問い合わせの内容
  5. 検索結果ページのURLを記入してください。
    検索結果ページのURL
    例)検索キーワードが「誹謗中傷対策センター」の場合には下記URLが検索結果ページのURL

    https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC

  6. 検索結果画面に表示されているページのURLには「検索キーワード」スペース「対象となるサジェストワード」で検索したURLを記入してください。
    検索結果画面に表示されているページのURL
    例)検索キーワードが「誹謗中傷対策センター 電話番号」の場合には下記URLが検索結果画面に表示されているページのURL

    https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E8%AA%B9%E8%AC%97%E4%B8%AD%E5%82%B7%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC+%E9%9B%BB%E8%A9%B1%E7%95%AA%E5%8F%B7

  7. 「お問い合わせの詳細」に削除理由を記載し、送信してください。
    お問い合わせの詳細

Bingサジェストの削除申請方法

  1. まず下記「Bing に関する問題を報告」ページへアクセスします。

    Bing に関する問題を報告

  2. 「問題点について教えてください。」の中から[その他]を選択します。
    問題点について教えてください。
    出典:Bing に関する問題を報告

  3. 引き続き「問題点について教えてください。」の中から[Bing が提供する関連検索または検索候補]を選択します。
    問題点について教えてください。
  4. 「Bing 検索候補報告フォーム」に名前と任意でメールアドレスを記入し、Bing検索候補に「検索キーワード」スペース「対象となるサジェストワード」を記入してください。
    Bing 検索候補報告フォーム
    例)「誹謗中傷対策センター 電話番号」

  5. 「その他の情報を入力してください」に削除理由を記載し、送信してください。
    その他の情報を入力してください

サジェストが削除できない場合

検索エンジン側に削除申請し、それが承認されれば削除されます。
もし不承認された場合、再審査を請求することもできますが、成功率としてはあまり高くない傾向にあります。

その場合には、当誹謗中傷対策センターのような専門業者に依頼することも検討してください。

今すぐお問い合わせ
メディア掲載

まとめ

本記事ではサジェスト対策の必要性、メリットやデメリットについてご紹介しました。
サジェスト対策はメリットだけではなく、デメリットも存在します。

得られる効果・メリットとデメリットを把握したうえで、導入を検討してください。
以下、サジェスト対策のメリット・デメリット一覧表になります。
↓↓↓

メリット デメリット
企業のブランドイメージを守る 継続的な対策費用が発生
可視性と流入トラフィックの増加 サジェストアルゴリズム変更の可能性
検索エンジンによるが成果が早い ユーザー体験への悪影響

風評被害の悩みを抱えている
企業担当者様へ

  • 今まで風評被害対策・誹謗中傷対策を自社で行ってきたが、まったく成果が出ない
  • 社内にノウハウがなく思いつきの行動で対策をしてきた
  • ある程度の期間運用を続けてきたが効果を感じることができない

上記のようなお悩みがありましたら、 風評被害・誹謗中傷対策を専門に行っているプロの対策の運用を検討してみませんか?

創業から15年、サービス開始から10年が経過し、4万件以上のお客様の対応に当たってまいりました。 数多くの対策を積み重ね実績をあげてきたプロが、 成功体験から導き出されたノウハウを活用し、個々のお客様にあわせた最適な対策を提案いたします。

まずは、サービスページをご覧ください。

問題情報の調査レポートを無料提供いたします

Google関連キーワードの削除方法【2023年度版】

ページTOPへ戻る