皆さんのSNSの利用目的は何ですか? 情報収集のために利用をしている、コミニュケーションの為に利用するなど、目的は人それぞれです。 中には、自分の事や自分が属しているグループや会社などの評判などを調べるために利用をしているという人もいます。
今回は、評判などを調べる行為「エゴサーチ」について、色々とご紹介をしていきます。
インターネットが発達した頃から、企業ではマーケティングの一環として企業名や商品名などの評価を確かめる為に利用されていました。 その後、芸能人や著名人が、メディア上でエゴサーチをしているなどの発言が増えたことで、エゴサーチというキーワードが浸透したようです。
エゴサーチの語源は諸説ありますが、自身のという意味の「エゴ」、検索、探すという意味の「サーチ」を組み合わせた言葉と言われています。 欧米では「egosearching(エゴサ―チング)」、「egosurfing(エゴサーフィン)」などと呼ばれているそうです。 今では、エゴサーチの事を「エゴサ」などと略されることが多いです。
エゴサーチと聞くと、先ほども記載しましたが、芸能人や著名人が行っているという印象が強いですが、 TwitterやInstagramが普及した事で、一般のユーザーでも自分の名前やアカウント名などで検索をする事が増えてきているようです。
とある情報サイトが調べた調査によると、
全国10代~60代の男女1,732名を対象に調査したところ、「エゴサーチをしてしまう」と回答したのは、全体の16.7%。 その中で、もっともエゴサーチしてしまうのは、10代女性で34.2%。20代女性が29.0%、30代男性で26.6%と続いていることが分かりました。
(参照:Sirabeeリサーチ)
この結果から、SNSを使い慣れている若い世代ほど、評判などの情報を得るためにエゴサーチをしているという事が分かりました。
エゴサーチをする中で、一番気になる点を上げるとするなら、ネガティブな情報が表示されていないか?という点ですが、 実は、エゴサーチをしている事が、他の人にバレてしまうのではと気にしている方も多いようです。
結論から言うと、 検索をするだけでは、エゴサーチを行っていることは、他人にバレるようなことはありません。
ただ、自身のアカウントから「いいね」などをしたり、Instagramで、「ストーリーズ」を閲覧すると、 投稿者に通知がされることから、相手にサイトをチェックしていることが伝わり、エゴサーチをしているのでは?と思われてしまう場合があります。 もし、誰にも知られずにエゴサーチをしたい場合は、こういった点の注意が必要です。 尚、どのようなキーワードでエゴサーチをしているかなどは、自分以外分かりませんので、キーワードの選定など、 そこまで気にする必要はありません。
ここでは、多くの方が利用しているTwitterやInstagramの2つご紹介していきます。
Twitterの検索窓に調べたいキーワードを入力し、検索をします。
出典:Twitter
実は、この検索方法だとbotと呼ばれる、機械によって自動で発信されているツイートも検索結果として表示されてしまいます。 その為、検索結果が多数表示され、知りたい、調べたい情報に辿り着くことが困難になります。 そういった場合は、下記のような高度な設定をすることで、的を絞ることが出来ます。
複数のワードを利用して検索する場合は、「Twitter エゴサ」という感じで、キーワードとキーワード間に、半角スペースを入れて検索をすることで、より知りたい情報を得ることが出来ます。
また、検索窓に「@(ユーザーID)」と入力することで、特定ユーザーに関するツイートが表示されるようになります。
最近では、写真や文章と一緒に、ハッシュタグを利用した投稿が増えています。そこで、検索窓に「#検索したいワード」を入力すると このハッシュタグ限定で検索することが出来ます。尚、ハッシュタグでの検索方法は、完全一致でない限り検索結果に表示されないので、注意してください。
Instagramでのエゴサーチの方法は、Twitterと同じで、検索窓に調べたいキーワードを入力し検索します。
出典:Instagram
Instagramでは、投稿の本文などのキーワードは検索できないようになっています。ですので、「ユーザーID」や「ハッシュタグ」の検索をする形になります。
Instagramは、写真の投稿がメインとなっているので、お店や商品に対しての評判などをエゴサーチする人が多いようです。
実際にエゴサーチをしてみると、いい情報ばかりが投稿されているとは限りません。 エゴサーチを行ったユーザーの中には、ネガティブな情報を見た事で、エゴサーチなんかしなければ良かった。こんな情報知りたくなかった。 と後悔をしたという方も多数おり、ネット上では「エゴサーチ やめとけ」といった内容の記事も溢れています。
心が穏やかに見ることが出来る。という自信が無い場合は、なるべくエゴサーチをしない方が良いのかもしれません。
SNSは匿名性が高い為、攻撃的な投稿などが多く投稿されがちです。そのまま放置しておくと、拡散されてしまい、 風評被害へと繋がってしまう事もありますので、早急な対応が求められます。 もし、そういった投稿を見つけたら、専門の業者または、弁護士に相談をし、削除などの対策を依頼してください。