googleで自分の名前や自社のサービスなどを検索した事はありますか? もし、検索結果に住所や電話番号、メールアドレスなどの個人情報が表示されてしまったら、すぐに削除などの対策が必要です。
今回は、削除するポイントや方法などを解説していきます。
何か情報を得る時に、「Google」や「Yahoo」、「Bing」などの検索エンジンを利用すると思います。 それらの検索エンジンの中でも、Googleが世界平均86~96%のシェア率を独占しており、日本でも約75%のシェアを占めています。
という事は、Googleの検索結果に、個人情報や誹謗中傷が表示されてしまうと、多くのユーザーに閲覧されてしまい、 さらに拡散されてしまうなどの被害が大きくなってしまう可能性があるということになります。 そうならない為にも、検索結果を削除するなど、早急な対策が必要となります。
一言に検索結果と言っても、表示されているサイトには様々な結果が表示されています。 その結果に応じた対応がありますので、どの検索結果に対して、どのような対応を行った方が良いか確認をしていきましょう。
検索の窓にキーワードを入力して、表示された結果の事を言います。
Googleの場合だと、GoogleがWebサイトを巡回するシステムを利用しサイトの情報を収集します。そこで得たサイトの情報をユーザーが検索し知りたい情報と関連があるか判断し、検索結果に表示する仕組みです。
検索結果を削除したいと悩んでいる方や企業の多くは、この検索結果に対しての対応を求めているのではないでしょうか?
これらは、Googleが様々なサイトの情報を、検索結果として表示しているだけになるので、この表示されたサイトを削除したい場合は、 そのサイトを運営している管理者に対して、削除依頼の対応を行う事になります。
検索窓にキーワードを入力すると、関連が高いと思われるキーワードを予測して、検索候補として表示されます。
例えば、「Google」と入力すると「マップ」や「アカウント」「ゲーム」といった候補が表示されます。
このサジェストにネガティブワードや虚偽のキーワードが表示されており、削除をしたい場合はGoogleへ削除依頼をします。 その方法は、専用フォームからと検索画面から申請を行う形があります。
専用フォームの場合は、「検索したキーワード」や「不適切と考える予測キーワード」などを入力する項目がありますが、 検索画面から申請する「不適切な検索候補の報告」では、不適切とされる検索候補など選択する形で、とても簡単です。
こちらの報告の場合は、不適切と判断する理由などの記載も必要が無いことから、第三者としての報告という形で利用されている事が多いようです。
Googleの仕様変更により、関連キーワードの表示変更が変更となりました。 以前までは、検索したキーワードに対して、検索をするユーザーが多かったキーワードとして、ページの下部に表示されていましたが、 仕様変更により、検索窓のすぐ下に表示されるようになりました。
その為、関連キーワードは検索結果よりも上に表示されていることから、ユーザーの目に触れやすくなります。 もし、そこにネガティブなキーワードが表示されていたら、それを見たユーザーは、そういう企業である。と認識してしまい、 風評被害や誹謗中傷へと発展する場合もあります。
これらの事を踏まえると、速やかな対策が必要だと考えます。 関連キーワードは、Googleの専用フォームから必要事項を入力する事で、削除依頼をする事が出来ます。
出典:Googleホームページ
専用フォームからサジェストや関連キーワードの削除申請を行う際、Googleアカウントが必要となります。 もしアカウントを持っていない方は、申請が出来るアカウントを新規で用意する必要があります。
検索結果などに、住所などの個人情報が結果に表示されてしまっている場合は、個人情報の削除依頼をするの専用フォームから 申請を行う事が出来ます。
出典:「Google から個人情報の削除を依頼するリクエスト」
こちらの申請は、住所などのテキストの情報の他、顔写真などの個人情報にも対応しています。 掲載されているURLなどの申請が必要になりますので、掲載されているサイトなどの情報を保存しておきましょう。
この方法は、Googleの検索結果に対して表示されないようにするための対策となります。
その為、個人情報が掲載されているサイトが存在し続ける限り、このような状態が続いてしまうので、根本的な解決にはなりません。
ですので、記事そのものを削除する必要がありますので、併せて、そのサイトを運営している管理者に対して、削除依頼を行います。
Googleの専用フォームから申請を行い、早いと数日、遅くても1か月以内に削除されると言われています。 この期間に削除されなかった場合は、削除不可という判断がされたという可能性があります。 申請をすればすべて削除されるという訳ではありませんので、この点、注意が必要です。
ネガティブな記事を削除したとしても、キャッシュが残った状態になっていると、Googleの検索結果に表示されてしまい、 閲覧が出来てしまう場合があります。もし、削除したはずのサイトが表示されてしまっていたら、下記の方法で、検索エンジンの キャッシュを削除をしてください。
今回は、googleでの検索結果の削除方法の一部をご紹介しました。 申請内容に不備があると情報が正確ではないと判断され、削除がされない事がありますので、申請する際は、正確、的確に行う必要があります。
削除などの対応方法は、下記を参考にしてみて下さい。
「検索結果の誹謗中傷・風評被害について」
もし、どのような形で進めて良いのか分からない場合などは、専門の会社などにアドバイスをしてもらう方法も良いかと思います。
弊社では、お困り内容に合ったアドバイスをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。