風評被害にあった場合、企業が取るべき対策をわかりやすく解説
以前の風評被害は四大マスメディア(テレビ・新聞・雑誌・ラジオ)によって
引き起こされることが多かったですが、インターネットの登場で
ネットのニュース記事や、掲示板、SNSなどによる口コミ等による風評被害も増えてきました。
本記事では、風評被害にあってしまった場合の
企業が取るべき対策を事例等を交えてわかりやすく解説します。
ざっくり理解!
- 風評被害とは
- 風評被害事例
- ケース別による風評被害対策方法
音声で記事を聞き流す
風評被害の悩みを抱えている
企業担当者様へ
- 今まで風評被害対策・誹謗中傷対策を自社で行ってきたが、まったく成果が出ない
- 社内にノウハウがなく思いつきの行動で対策をしてきた
- ある程度の期間運用を続けてきたが効果を感じることができない
上記のようなお悩みがありましたら、
風評被害・誹謗中傷対策を専門に行っているプロの対策の運用を検討してみませんか?
創業から15年、サービス開始から10年が経過し、4万件以上のお客様の対応に当たってまいりました。
数多くの対策を積み重ね実績をあげてきたプロが、
成功体験から導き出されたノウハウを活用し、個々のお客様にあわせた最適な対策を提案いたします。
まずは、サービスページをご覧ください。
本記事解説動画
ビデオトランスクリプト
トランスクリプトを表示
話者 1:
こんにちは。
今回は、企業が直面する可能性のある重要な問題、
風評被害について解説します。
インターネットの普及により、
風評被害のリスクが高まっている今、
その対策方法を知ることは非常に重要です。
この動画では、
風評被害の定義から具体的な対策まで、
わかりやすく説明していきます。
話者 2:
風評被害とは、噂やデマ情報が広がることで、
社会的、経済的な被害を受けることを指します。
具体的には、安全とされる食品や商品、
企業が危険視され、消費や観光が減少することで
経済的被害が生じる現象です。
誹謗中傷と似ていますが、
風評被害は事実と異なる情報による
経済的被害を意味する点が異なります。
話者 3:
実際に起こった風評被害の事例をいくつか紹介しましょう。
2011年の東日本大震災後、
福島県周辺の食品や農産物が避けられるという
事態が発生しました。
また、新型コロナウイルス感染症の流行時には、
休業要請を守らない店舗が
世間からバッシングを受けるなどの被害が起きています。
さらに、従業員による不適切な行為の写真や動画が
SNSに投稿されて問題になるケースも増えています。
話者 4:
風評被害を放置すると、
企業にとって深刻な影響が生じる可能性があります。
ブランドイメージの低下や売上の減少、
人材採用への悪影響、顧客離れ、
取引停止のリスクなど、様々な損失が考えられます。
特にインターネット上の風評被害は
長期間残り続けるため、早めの対策が重要となります。
話者 5:
それでは、風評被害への対策方法を見ていきましょう。
まず、予防策として従業員への
ネットリテラシー教育が挙げられます。
適切なインターネット利用スキルを身につけることで、
不用意な情報発信を防ぐことができます。
次に、日頃からインターネット上の
自社関連情報をチェックし、
ネガティブな投稿を早期発見することが大切です。
問題が大きくなる前に対処することで、
被害を最小限に抑えられます。
もしも風評被害が発生してしまった場合は、
状況に応じて適切な対応を取る必要があります。
虚偽の内容であれば削除依頼や法的措置を検討し、
事実に基づく内容であれば適切な説明や
改善策の提示が重要です。
話者 6:
風評被害は、企業の評判や経営に
大きな影響を与える可能性のある問題です。
インターネットの普及により、
その影響力はさらに増大しています。
予防策として従業員教育や情報モニタリングを行い、
被害が発生した際には迅速、
かつ適切な対応を取ることが重要です。
専門家のサポートを受けることも、
効果的な対策の一つとなるでしょう。
話者 7:
以上で、風評被害とその対策についての解説を終わります。
企業の皆様には、
この情報を参考に、自社の風評被害対策を
見直すきっかけにしていただければ幸いです。
最後までご視聴いただき、ありがとう御座いました。
風評被害とは
風評被害とは噂などからデマ情報が広がり、社会的・経済的に受ける被害のことを指します。
風評被害の定義
安全が関わる社会問題(事件・事故・環境汚染・災害・不況)が報道され、
本来「安全」とされる食品・商品・土地・観光・企業を人々が危険視し、
消費や観光をやめることによって引き起こされる経済的被害。
[出典]
風評問題のメカニズムとその対策(4ページ)
誹謗中傷と風評被害の違いとは
誹謗中傷と風評被害は似ていますが、ニュアンスが異なります。
誹謗中傷は「根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つける行為」を意味し、
風評被害は「事実と異なるデマ情報が広まることで経済的な被害を受けること」を意味します。
風評被害対策とは
風評被害対策は大きく2つにわけることができます。
リアルな風評被害対策
危険視された企業や商品・サービスなどが「安心・安全」であるということをアピールする対策が必要になります。
例)災害によって食べ物が危険視された場合のリアルな風評被害対策例
- 知事などが試食して食の安全性をアピール
- 観光客に無料でふるまう
- マスコミを通じて風評被害を払拭する情報発信
ネットの風評被害対策
危険視された企業や商品・サービスなどが「安心・安全」であるということをアピールする対策が必要になります。
例)災害によって食べ物が危険視された場合のネット風評被害対策例
- 危険視された食べ物のニュース記事を削除依頼
- SNSに書き込まれたデマ情報の削除依頼
- 人の目に触れないよう検索エンジン結果の順位を押し下げ
風評被害事例
実際にあった風評被害事例を下記にご紹介します。
東日本大震災による風評被害
2011年3月11日に発生した東日本大震災で福島第一原子力発電所事故によって、
事故地である福島県やその周辺地域の食品や農産物・商品・サービス・宿泊地や人々を避けるなどが発生。
新型コロナウイルスによる風評被害
新型コロナウイルス感染症の流行に関連する報道が過熱し、
休業要請を守らない飲食店やパチンコ店などが世間から猛バッシングを受けるなどの風評被害が発生。
アルバイトや従業員の不祥事による風評被害
アルバイトや従業員などが勤務先の店舗の備品や食材などにいたずらを行っている写真や動画の撮影を行い
SNSなどに投稿し風評被害が発生。
デマ情報拡散による風評被害
商品を購入したユーザーが開封後に害虫が入っていたなど嘘の情報をSNSなどに投稿し風評被害が発生。
ネット風評被害対策が必要な理由
人の噂は75日ということわざがありますが、ネット風評被害はインターネット上に永遠に残り続けるため、早めの対策が重要になります。
ネット風評被害を放置することで引き起こされる損失を下記に紹介いたします。
ブランドイメージ(企業イメージ)の悪化
会社やサービスの誹謗中傷内容がインターネット上に表示されると、 ブランドイメージ低下やブランド失墜などの被害を被ります。
売上の低下
会社名やサービス名で検索した際、苦情や悪評がインターネット上に表示されると イメージが悪くなり、売上が低下する可能性が高くなります。
内定辞退・離職者の増加
会社やサービス、商品の悪い評判や噂がインターネット上に表示されると、 採用時の内定辞退や離職者が増加していく可能性が高くなります。
顧客離れ
インターネットに書き込みされた風評被害や誹謗中傷・悪評は、 今まで築き上げてきた顧客からの信用を一瞬にして失い、 顧客離れに繋がります。
予期せぬ取引停止
インターネット上の掲示板や口コミサイトなどで 会社の評判を著しく低下させる書き込みが存在すると、 予期せぬ取引停止が起こるリスクがあります。
ネット風評被害を未然に防ぐ方法
ネット風評被害を未然に防ぐ方法をご紹介します。
従業員に対してネットリテラシー教育
ネットリテラシーとはインターネットの情報を正しく理解し 適切な判断ができる能力を意味します。
SNSなどの普及で軽い気持ちで発信した情報が 社会問題に発展し企業へ損害を与えることも増えてきているため、
インターネットを適切に利用するスキルを従業員に教育することが重要です。
ネットリテラシー教育以外に会社の情報が漏洩しないようセキュリティに関する 教育もセットで行うことが大切です。
会社の評判を監視
風評被害の原因を把握するには、普段からインターネット上の会社に関連するあらゆる情報をチェックし、
ネガティブな投稿を早期発見し問題化する前に対処することが大切です。
[参考]
Webリスクマネジメント-企業がやるべきWebリスクへの対策方法-
風評被害対策方法
それぞれのケースでの対策方法をご紹介します。
自社で対応するケース
風評被害にあっている内容が虚偽・事実に関係なく「削除依頼」「送信防止措置依頼」「逆SEO対策」を自社で行う知識・リソースがある場合
できること
- ブログサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・逆SEO対策
- 掲示板サイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・逆SEO対策
- SNSサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・逆SEO対策
- ニュースサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・逆SEO対策
- 転職口コミサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・逆SEO対策
[参考]
ライトハウスの口コミを自社で削除する方法
弁護士に相談するケース
風評被害にあっている内容が虚偽の内容で「削除依頼」「発信者情報開示請求・損害賠償請求」等、裁判を行って解決したい場合
できること
- ブログサイトへのの削除依頼・送信防止措置依頼・発信者情報開示請求・損害賠償請求
- 掲示板サイトへのの削除依頼・送信防止措置依頼・発信者情報開示請求・損害賠償請求
- SNSサイトへのの削除依頼・送信防止措置依頼・発信者情報開示請求・損害賠償請求
- ニュースサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・発信者情報開示請求・損害賠償請求
- 転職口コミサイトへの削除依頼・送信防止措置依頼・発信者情報開示請求・損害賠償請求
[参考]
改正プロバイダ責任制限法をわかりやすく解説-ネット上の企業への誹謗中傷・風評被害はどう変わる?-
プロに相談するケース
風評被害にあっている内容が事実で「削除依頼」「送信防止措置依頼」「弁護士に相談」することが難しい内容の場合
できること
- ブログサイトへの削除依頼サポート・送信防止措置依頼サポート・逆SEO対策
- 掲示板サイトへの削除依頼サポート・送信防止措置依頼サポート・逆SEO対策
- SNSサイトへの削除依頼サポート・送信防止措置依頼サポート・逆SEO対策
- ニュースサイトへの削除依頼サポート・送信防止措置依頼サポート・逆SEO対策
- 転職口コミサイトへの削除依頼サポート・送信防止措置依頼サポート・逆SEO対策
[参考]
逆SEO対策とは?逆SEO対策のメリット・デメリットから手法まで徹底解説【2022年版】
風評被害についてプロに相談
企業の風評被害対策は自社で行うことも可能ですが、 専門的な分野も多く含むため、どのように対策をしていけばよいかわからない場合、 お気軽にお問い合わせください。
ネクストリンクの紹介
当社はウェブマーケティングに特化した広告会社として2006年に営業活動をスタートし、インターネット領域での皆様の「困った!」を解決すべく、2009年よりインターネットの誹謗中傷・評判管理対策サービスを開始し平時・有事を問わず多くの企業をサポートしています。
ブランドチェッカー
現在の検索結果の状況と潜伏するネガティブサイトを調査し、定期的な検索結果の監視および報告を行うサービスです。
検索結果最適化
「ネガティブサイトへの対応」「検索結果に対する対応」「定期的なWEB 監視」を複合的に行うことで、インターネット上に存在するネガティブな情報によって懸念される様々なリスクをトータル的に軽減し、検索結果の状態を最適化するサービスです。
ネガティブキーワード対策
検索エンジンで予測されて表示されるネガティブなサジェストキーワード、検索した内容に関連して表示されるネガティブなキーワードを対策するサービスです。
風評被害の悩みを抱えている
企業担当者様へ
- 今まで風評被害対策・誹謗中傷対策を自社で行ってきたが、まったく成果が出ない
- 社内にノウハウがなく思いつきの行動で対策をしてきた
- ある程度の期間運用を続けてきたが効果を感じることができない
上記のようなお悩みがありましたら、
風評被害・誹謗中傷対策を専門に行っているプロの対策の運用を検討してみませんか?
創業から15年、サービス開始から10年が経過し、4万件以上のお客様の対応に当たってまいりました。
数多くの対策を積み重ね実績をあげてきたプロが、
成功体験から導き出されたノウハウを活用し、個々のお客様にあわせた最適な対策を提案いたします。
まずは、サービスページをご覧ください。
知らないと怖い!Webレピュテーション対策-原因から対策まで2022年版