Webサイトを運営していて突然検索結果の順位が下がってしまったという経験はありませんか。 順位が下がる原因としては検索エンジンのアルゴリズムが変更されたことによる変動の場合と ネガティブSEOによる影響の場合があります。
ネガティブSEOとは、インターネット上に存在するサイトの価値を下げ、検索順位を下げる行為を指します。
ネガティブSEOの具体的な内容を下記に説明いたします。
質の低いサイトから大量のリンクが送られると検索エンジンからペナルティを受ける可能性があり、結果としてサイトの検索順位が下がります。
既に存在しているサイトをコピーしたサイトを大量生成すると検索エンジンにスパム認定され、対象サイトの評価が下がり、結果として検索順位も下がります。
悪意のある第三者が虚偽のDMCA(デジタルミレニアム著作権法)を申請することで、サイトが削除されてしまう可能性があります。
ネガティブSEOと逆SEOの違いについて説明いたします。
ネガティブSEOは悪意のある第三者が検索エンジンからスパム認定される行為を行い ターゲットサイトの順位を不正に下げる行為を指します。
逆SEOは、風評被害や誹謗中傷となる内容が掲載されているサイトの順位を下げるために 自社サイトや新規に制作するサイトのコンテンツを上位表示することによって 問題サイトの検索順位を下げる行為を指します。
自社サイトがネガティブSEOされているかどうかを確認する方法をご紹介します。
悪質な被リンクがあるかどうかは「Google Search Console」でチェックすることができます。
自社が運営するサイトとまったく関係がないサイトや内容がないサイトからのリンクや 海外からのリンク等がある場合は注意が必要です。
Google Search Consoleに登録しているメールアドレス宛に 「DMCA に基づく Google 検索からの削除のお知らせ」という案内が届いているか確認します。
ネガティブSEOが行われているサイトを発見した場合、 Google Search Consoleから問題サイトのリンクを否認することで対処することができます。
1.Google Search Consoleにログインします
Google Search Console
https://search.google.com/search-console
2.管理画面内の左メニューの「リンク」をクリック
管理画面内の左メニューの「リンク」をクリックします。
3.右上にある「外部リンクをエクスポート」をクリックし、「その他のサンプルリンク」を選択
右上にある「外部リンクをエクスポート」をクリックします。
次に「その他のサンプルリンク」をクリックし、ダウンロードするファイル種別を選択します。
CSV or Googleスプレッドシートのどちらかのファイルを選びます。
4.リストを確認しネガティブSEOが行われていると思われるリンク元を発見し、テキストファイル等にまとめます。
ダウンロードしたファイルを確認し、悪質だと思われる被リンクに該当するものだけをテキストファイルにまとめてください。
被リンクの否認は1URLごとに1行ずつ下記のように記述します。
http://www.spamlink.com/spam/page01.html
http://www.spamlink.com/spam/page02.html
http://www.spamlink.com/spam/page03.html
あるドメインからの被リンクが大量にある場合は「domain:」というプレフィックスをつけてドメインまるごと否認することもできます。
spamlink.comからの被リンクをすべて否認する場合は下記のように記述します。
domain:spamlink.com
ファイル保存時の注意点
被リンクのリストはテキストファイル(.txt)で保存する必要があります。
その際、文字コードは「UTF-8」または「7-bit ASCII」でエンコードされた
テキストファイルで保存する必要があります。
テキストファイルの記述方法は、下記のGoogleヘルプで確認してください。
5.作成したファイルを「リンクの否認ツール」にアップロード
ファイルのアップロード方法を下記に紹介します。
自社サイトが悪意のある第三者にDMCAを悪用され著作権侵害の申し立てをされると 「DMCA に基づく Google 検索からの削除のお知らせ」という案内が Google Search Consoleに登録しているメールアドレスに届きます。
異議申し立てを行わない場合、サイトが検索エンジンのインデックスから 削除される可能性が高いため、速やかに異議申し立てを行う必要があります。
※本当に著作権侵害をしていた場合、コンテンツを削除する必要があります。
異議申し立てが認められた場合、数日から2週間程度でインデックスが復活することが多いようです。
悪意のある第三者にネガティブSEOをされ順位が下がってしまった場合は自社で対策を行うことも可能ですが、 専門的な分野も多く含むため、どのように対策をしていけばよいかわからない場合、 お気軽にお問い合わせください。
当社はウェブマーケティングに特化した広告会社として2006年に営業活動をスタートし、 インターネット領域での皆様の「困った!」を解決すべく、 2009年よりインターネットの誹謗中傷・評判管理対策サービスを開始し 平時・有事を問わず多くの企業をサポートしています。
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