SNSで炎上したらこうなった。炎上事例から対策までのまとめ | 誹謗中傷対策センター
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SNS炎上のまとめ

炎上したらこうなった。SNSの炎上事例から対策までのまとめ

前回の記事「知らないと怖い!Webレピュテーション対策-原因から対策まで2022年版」では、Webレピュテーション被害事例として、企業で起きた炎上事例をメインにいくつかピックアップしましたが、炎上するのは企業だけではありません。 軽い気持ちで投稿したことがきっかけで、投稿者の個人情報が晒されてしまったという事も。

今回は、SNSが原因で炎上騒ぎとなってしまった個人向けの事例をまとめてご紹介します。

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炎上するとはどういう意味なのか?

SNSサイトなどで使われる「炎上」とはネット用語となっており、批判的なコメントが集中して投稿されることを指しており、小さな火が勢いよく燃え上がることに例えられていると言われています。

炎上する理由は様々

一番多い炎上事例は、不適切な発言、写真や動画を投稿したことで、炎上をしてしまった。という事例です。

フォロワーは知り合いだけ。鍵付きアカウントだから大丈夫。などと、軽い気持ちで投稿し、どこからから動画や画像が拡散されてしまった。 という理由が多いです。不適切な行動をすることが一番よくありませんが、ネット上に投稿した時点で、取り返しのつかない騒ぎに発展してしまう場合があるという事を理解しておく必要があります。

企業アカウントでのトラブル

最近、企業もSNSの活用に力を入れていることもあり、企業アカウントでのトラブルも増えて来ています。 トラブルのほとんどが、個人のアカウントと間違えてしまい、プライベートの内容を投稿してしまった。運用の担当者が、 不適切な発言をしてしまった。などといった内容です。

社内でガイドラインなどのルールをしっかり作らずに、SNSの運用を開始してしまったことがトラブルの原因でもあります。 また、SNSの運用はリスクがある事、トラブルがもし起きてしまった時の対処法などをしっかり共有し、徹底する事が大事です。

ネットマナーで炎上してしまう事も

炎上する理由は、様々あります。上記のような不適切な投稿以外にも、自分の投稿が、他人に対して不快な思いになっている人がいたり、 相手を傷つけていたりと、身に覚えがないことで炎上騒ぎに発展してしまう事も。 こういったトラブルを未然に防ぐためにも、ネチケットを守る必要があります。

インターネット利用 7か条

警視庁のホームページに、「インターネット上の犯罪・トラブル防止のためのエチケット」というページがあります。 そこに、「インターネット利用7か条」という守るべきルールやマナーが掲載されていました。抜粋してご紹介します。

  1. インターネット社会でも、実生活と同じルールとマナーを守る。
  2. 他人のプライバシーを尊重する。
  3. 住所・氏名などの個人情報を入力する時は、十分注意する。
  4. ID・パスワードの管理を徹底する。
  5. 他人のミスを大げさに指摘しない。
  6. メールを送る前に、内容をよく確認する。
  7. 面と向かって言えないことは書かない。

出典:警視庁ホームページ

承認欲求からのトラブルも

「他人から認められたい」や、「自分を知って欲しい」といった承認欲求が元でトラブルに発生することもあります。

承認欲求が強すぎる事で、相手の意見を否定したり、不満や愚痴を言ってしまうという事も。 それらがどんどんエスカレートし、他人を攻撃するような発言をしてしまい、それが元で炎上してしまうと言事もありますので、 冷静な判断が出来なくなってしまう前に、SNSと距離を置くことも大事です。

炎上騒ぎへ発展してしまった事例

SNSが原因で個人情報まで晒されてしまった例をご紹介します。

回転寿司チェーンを中心に、いたずら動画が大炎上

過去に投稿された迷惑、いたずら系の動画が相次いで拡散され社会問題へと発展

炎上事例3

【問題発生の経緯】

回転寿司チェーンを中心に、迷惑系の動画が投稿された。これらの動画はX(旧Twitter)などに転載され、一気に拡散。 マスコミなども大きく取り上げたことで、社会問題へと発展。 運営会社も迷惑行為を行った本人からの謝罪を受けず、被害届を提出。撮影した人やSNSに動画を投稿した人についても 威力業務妨害などの疑いで捜査されることに。

【拡散されたその後】

店内でしょうゆの注ぎ口を口に含み、その動画をSNSに投稿した3人を、愛知県警が3月8日に逮捕した。 事件が発生したのは2月3日で、運営会社のくら寿司は愛知県警中警察署に速やかに被害届を提出した。

出典:ITmedia ビジネスオンライン

コンビニで購入前の水を飲む動画を投稿し炎上

仲間内でおふざけとして撮影した動画で、個人情報が拡散されてしまった事例

炎上事例1

【問題発生の経緯】

とある男子高校生が、コンビニで購入前の水を飲む動画をSNSに投稿した。 動画では、ためらうこともなく一口飲むと、「あっ、うまい! あ~、うまい」などと大声を上げ、仲間とともに笑うと、むせてしまって、しゃがみ込んでいた。 この15秒ほどの動画がTikTok上にアップされると、その日のうちにX(旧Twitter)に転載された。

【拡散されたその後】

高校生は、学生服で自らの顔を晒していた事から、学校と名前が判明。 そこから、XやFacebook等のアカウントまで特定されてしまい、個人情報が拡散され続けてしまった。

出典:J-CASTニュース

プリクラ写真がキッカケで個人が特定されてしまう

何気ない写真を面白半分で拡散されてしまい、騒動へと発展してしまった事例

炎上事例2

【問題発生の経緯】

事の発端は、高校生の男女が、プリクラで撮影したと思われる画像をSNSに投稿した。 その写真には、ふざけて体を接触させてポーズをとる男女とポテトチップスの袋を抱えている女子生徒が写っているという、何気ない写真であったが、あるX(旧Twitter)ユーザーがこの画像をポストすると、瞬く間に拡散されてしまった。

【拡散されたその後】

着用していた学生服から、学校名が特定。また、3人が撮った他のプリクラ画像も掘り起こされてしまった。 さらに、学校のwikipediaで校名が変更されるなど、炎上騒動へと発展してしまった。

出典:TABLO

デジタルタトゥーの被害者に

今回上げた3つの事例のうちの2つは、数年前に起こった出来事ではありますが、現在も関連記事がネット上にアップされています。 こういったネット上に書き込まれた情報や画像などは、一度拡散されてしまうと半永久的にネット上に残されると言われており、その事を「デジタルタトゥー」と表現します。

このデジタルタトゥーの被害者にならない為にも、トラブルの元になりそうな発言や写真の掲載はしない。といった、ルールやマナーを守ることが大事です。

被害に合ってしまったら

ネット上の写真や動画などは、完全に削除するのは不可能だと言われています。 ですが、そのままの状態ですと、更に拡散され、トラブルが広がってしまう恐れがありますので、何かしらの対策をします。

とはいえ、何から何をして良いのか、どのような対応を取ればいいのか不明です。 間違った対応をしてしまって、被害が更に広がってしまったという事例もあります。とにかく、何とかしたいと焦って対応をしてしまい、 取り返しがつかなくなってしまったという事がないよう、専門の業者または、弁護士に相談をし、削除などの対策を依頼してください。 早急かつ正確な対応が求められますので、自分自身で動かずに、まずは、相談をしてみて下さい!

ネクストリンクでは

当社では、掲示板やブログ、X(旧Twitter)をはじめとしたSNSの監視を始め、問題となりそうな投稿をいち早く発見し対処を行っています。 万一、問題が発生してしまった場合は、2次被害を防ぐための事前対策などもご案内しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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